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【留学レポート⑬】

2024年05月28日 高校

留学生活も折り返しになりました!


みなさんこんにちは、ミネソタ州に留学中の當山桜子です。
新しい学年に新しいクラスはどうですか?私は高2になったので、新クラスのみんな、仲良くしてください!

8月26日にミネソタ州に来て、今月でもう8ヶ月が経ちました。ここまでの私の成長についてお話しさせてください。

私はダブルプレースメントといって、スペインからの交換留学生アレハンドラと過ごしてきました。何ヶ月も一緒に生活してきて、アレハンドラは、今では私にとってかけがえのない存在になりました。
私たちはホストマザー1人しかいなくて、彼女は夫を亡くしたばかりで、彼女の精神不安定に悩まされてきました。基本的に彼女が興味ないことは協力が得られなくて体験できなかったり、仕事からのストレスをぶつけられ、いきなり怒鳴られたり、怒られたりしました。私たち2人とも完璧なInstagramで見るような楽しい留学を夢見てアメリカに来ていて、やるせない気持ちを感じることが多くありました。

ホストファミリーとの関係がうまくいかなかった時が多かったからこそ、不安や不満を打ち明けあったり、悔しくて一緒に泣いたり、時には面白くて泣くまで笑ったりしました。私はアレハンドラがいたからこそ、ここまで頑張ってこれたと思っています。 




ここまで八ヶ月間留学してきて思うのは、留学の最大のメリットは、他の国に一生の友達ができること。特に、現地の人だけでなく、たまたま同じ時期、同じ州、同じ学校に派遣された交換留学生たちと出会えることです。
留学行く前は、留学したら学年が下に下がり(私の場合は学年を下げることを自分で決めました)友達と一緒に卒業できないため、高校生の時点で留学に行くか迷ったこともありましたが、入って良かったなと思っています。留学行く前、友達とトイレまで一緒に行くような1人での行動や自分の意見を言うのを恐れていた私が、今自分で色々なことを解決しながらここまでアメリカでやってこれました。自分の成長を感じています。 



4月は私の誕生月で、人生初の海外での誕生日を迎えました!私の友達はなんと、私の誕生日と同じ年の1日違いに生まれたという偶然があって、私たちは2人で互いの誕生日を祝いました!ケーキは2人で作ったのですが、クリームをスポンジケーキの間に入れすぎたせいで、周りに使うクリームがなくなりました笑でもケーキは写真で可愛く見えたので私たち的には許容範囲です笑 (写真④)



私の滞在しているミネソタ州は、あまり日本文化に馴染みのない土地です。
私のホストファミリーは日本食をはじめとしたアジア料理が好きでは無いので、ほとんどホストファミリーと日本食をたべる機会はありませんでした。しかし、アジア人の友達とその友達のアジア料理のお店に行くことが楽しみになりました。私の友達は、ベトナムとフィリピン、タイ出身なので、それぞれの国の料理に挑戦しましたが、特にフォーが大好きです! 最近なんと人生初のオーロラを見ることができました!もちろん肉眼で見ることはできないけど、写真では綺麗な色が浮かび上がっていてとても感動しました。このことは一生忘れません! 





2月から近所の大きな病院でボランティアを始めました。基本的に、手術で使われ洗浄された後の道具を棚に戻したり、病室のゴミを集めたり、患者さんと遊んだりといったことをします。もちろん医療行為に関わることはありませんが、他のボランティアをしている人たちはみんな医療関係者になることを将来の夢としていて、刺激をもらえます。毎年最高学年から2人医者になることを条件に多額の奨学金がもらえるので、そのためにやっている人がほとんどです。 



また、他のメンバーも紹介していたと思いますが、私も世界第二次大戦をアメリカ史の時間に習いました。印象に残っているのは、真珠湾攻撃についてたくさんの時間を使って学んだことと、硫黄島の戦いと沖縄戦がアメリカが日本に勝つきっかけを作った戦いとして教科書に載ったいた事です。
第二次世界大戦をアメリカ視点で学ぶ機会はなかなかないと思うので、学べてよかったなと思っています。誰の言葉か忘れてしまったのですが、「歴史は勝者視点」だと聞いたことがあります。私は南風原町で平和ガイドボランティアをしているのですが、沖縄戦の被害についてたくさん学んできました。

でも、あまり日本が攻撃側にあった真珠湾については沖縄戦ほど学んできませんでした。留学先で日本の歴史に触れられて良かったなと思いました。
6月には卒業式があるので、次回卒業式について書かせて頂ければなと思っています!


では、また! ここまで読んでくださりありがとうございました。